著書「新型コロナと速効!漢方」の紹介
昨年の8/23、9/6、9/20に3回にわたり西洋医学と東洋医学の連携について書きました。
今回は私が以前から望んで訴えてきた西洋医学と東洋医学の連携の一環として西洋医学の医師ではあるが、漢方医でもある著者がようやく本を通じて表社会に現れたので紹介したいと思います。北海道の日高徳州会病院院長、井齊偉矢先生です。ネットを見ている時、新型コロナウイルスに漢方を使って効果を発揮している記事があり、本を出版していることを知りました。
本のタイトルは「新型コロナと速効!漢方」です。早速アマゾンで購入して拝読すると、序文からかなりズバリ書いてあります。
「新型コロナウイルス感染症に漢方薬? 急性の感染症は速効性のある西洋薬じゃないと無理でしょう」 「漢方薬でのんびり体質改善している場合じゃないでしょう。そうした思いを抱かれた人も少ないでしょう」しかし、結論から申し上げると漢方薬は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に終止符を打つための「最強の切り札」だと断言できます。と言い切ります。そして、漢方薬は1800年もの使用実績があり、その間に何度も人類の存亡の危機を救ってきました。意外かもしれませんが、漢方薬の多くは速効性がかなりあります。といいます。
日本国民の多くはコロナの感染予防や重症化予防にはRNAワクチン、そして重症化したときの治療薬しかないと信じ、積極的に接種しています。先生は次のようにも言います。
感染症パンデミックを収束させるためには、世界の誰もがワクチンを受けられるようになる必要がありますが、まだその状況にはほど遠く、しかも特効薬も完成していない現状では新型コロナウイルス感染症の「予防」に使える薬は漢方薬しかありません。と再び言い切ります。
また、なんと若者を中心に「副反応が怖いからワクチンは打ちたくない」という声をよく聞かれます。そんな人にも漢方薬はおすすめです。それだけ自信があるんでしょうね。先生は西洋薬だけではなく漢方薬との連携が必要ではないといいたいのではないでしょうか。
次に、本の本文を読み進めていくと、どのような漢方薬を使った方が有効なのかを具体的に紹介しています。
1.先ずコロナに感染しないために予防につかえる漢方薬 2.PCR検査で陽性になったが無症状のときの漢方薬 3.軽症で倦怠感があるときの漢方薬 4.軽症で発熱が生じたときの漢方薬 5.濃厚接触者と判定されたとき、予防のための漢方薬 6.副反応や後遺症が現れたときの漢方薬、7.高齢者の発症予防のための漢方薬 8.基礎疾患のある人は西洋薬+漢方薬などを具体的に書いてあります。
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