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2017/06/12

解糖系とミトコンドリア系

私達の体をつくるためには遺伝子の働きが必要ですが、元気な体をつくるためにはミトコンドリアの働きが必要です。実は私達の細胞一つ一つにエネルギー工場が二つあるといわれています。

ひとつは解糖系のエネルギー工場、もうひとつはミトコンドリア系の工場です。解糖系のエネルギー工場は酸素を必要とせず、三大栄養素の中の糖質が細胞の中に入り、ブドウ糖に分解されたあと細胞質内のピルビン酸に分解され、ATPエネルギーが作り出されるといいます。(2分子)

一方、ミトコンドリア系は酸素を供給します。ピルビン酸に分解されたエネルギーがミトコンドリア内に入り、クエン酸回路で水素イオンになります。最終的に電子伝達系で酸素と結合して水になりますが、このときミトコンドリアの膜の内と外とで電気的に電位差が生じます。電子伝達系ではこのエネルギーの差を使ってATPエネルギーがつくられます。(36分子)ミトコンドリア系は解糖系に比べ18倍の活動エネルギーが生み出されるといいます。

解糖系とミトコンドリア系には各々の特徴があります。解糖系は白筋に作用し、瞬発力を生み出し、ミトコンドリア系は赤筋に作用し、持久力が生み出されるといいます。陸上に例えると前者は短距離(100m競技など)に、後者は長距離(マラソンなど)に適しています。

また、解糖系をホルモン系に例えると副腎髄質から放出されるアドレナリン、副腎皮質から放出されるコルチゾールの働きにとても似ています。緊急を要するとき、短時間でパワーを発揮するときです。

それから解糖系とミトコンドリア系のバランスからいうと若い時は解糖系優位、中高年から高齢者になるに従いミトコンドリア優位にシフトされるといいます。若い時からミトコンドリア系優位にすると若い力、気力、体力を鍛えられなくなるので最悪は引きこもりぎみになります。一方、高齢者になったとき無理に解糖系優位にすると最悪寿命を縮め、生活習慣病になる可能性が高くなります。

次に、病気,老化,疲労の原因は悪玉活性酸素だといわれています。悪玉活性酸素が出る最大の原因は心のストレスだと私は思っています。次に栄養のアンバランスと食べ過ぎ、体に悪い食材の摂取、そして運動不足だと思っています。

最近、私は食材に興味を持つようになりました。解糖系でもミトコンドリア系でも酸素供給による悪玉活性酸素の問題の他に体に悪い食材や調味料が悪玉活性酸素と結合すると体にわるい有害物質がつくられるといわれています。今後、体に良い食材(有機野菜や果物など)や有機系の油(亜麻仁油・オリーブ油)や味噌、醤油、酢、みりんなどの調味料を入手して試しています。1年後が楽しみです。

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