« 解糖系とミトコンドリア系 | トップページ | 宇宙の中心の内奥で生きるPart2 »

2017/06/19

活性酸素とテロメア

病気、老化、疲労の原因は様々諸説がありますが、有力なのは活性酸素説とテロメア説です。

ある資料をみると前者に関しては体内に存在する活性酸素がDNAやタンパク質を損傷させ、細胞を老化させる説。

具体的には活性酸素は普通の酸素分子よりも多くの電子をもっており、酸化力がきわめて高いことが特徴です。

細胞内には活性酸素を分解する酵素(SODなど)が備わっていますが、分裂を重ねた細胞内でこの酵素のはたらきが低下すると、細胞の機能が正常に保たれなくなり、病気、老化、疲労に繋がるといいます。

活性酸素を除去するのに抗酸化物質がありますが、ブログの中で何度も紹介した水素は活性酸素の中でも悪玉活性酸素(ヒドロキシルラジカル)のみを除去する優れものです。

一方、後者については次のように説明しています。体細胞が50回以上分裂できないのは、染色体の末端部分に「分裂回数を数えるためのテロメア部位」があるからだとする説。

たとえば、ヒトのテロメアには「TTAGGG」からなる塩基配列が新生児は10,000個あります。細胞が分裂をすると、この「TTAGGG」が少しずつ削られて短くなります。(65歳以上は4,800個)

短くなっても、ある程度は酵素のはたらきによって回復するのですが、最終的にある長さ以下になってしまうと、DNAを複製できなくなって細胞が死ぬとしていますが、テロメアが短くなることが病気、老化、疲労の原因と考えられています。

昨今、NHK出版から著書「テロメア・エフェクト」が発売されました。著者は2009年にノーベル医学生理学賞を受賞されたエリザベス・ブラックパーン博士です。すべては拝読しておりませんが、短くなっていくテロメアにブレーキをかけたり、逆に長くすることができた事例やメカニズムが書かれています。

その中で具体的に運動療法と食事療法、睡眠に加え、気功や瞑想などリラックス療法を実施し、大きな成果を発揮されたことが紹介されています。SATOメソッドも悪玉活性酸素の除去やテロメアが短くなることにブレーキをかける可能性があると思いました。

|

« 解糖系とミトコンドリア系 | トップページ | 宇宙の中心の内奥で生きるPart2 »