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2016/12/19

SATOメソッドとエピジェネティクスpart2

 11月7日(月)発行のブログで「SATOメソッドとエピジェネティクス」について書きました。今回はエピジェネティクスの影響について感じるところがあったので書いてみました。

 「遺伝子のスイッチが思考によって切り替わること、そしてそれが子々孫々に伝わることが明らかになっていることです。」と生命科学に詳しい産婦人科医 小杉好紀先生のコメントでした。

 一方、12月12日(月)のブログ「情動ストレスが生体に与える影響について」を精神神経免疫学の視点から書きましたが、情動ストレスがエピジェネティクスの概念からいうとどのようにDNAのメチル化やヒストン修飾に影響を与えているかを考えてみました。

 たとえば、両親が情動ストレスを受けることにより両親の基本設計図(骨格・容姿・性格・体質など)の他にエピジェネティクス的情報がどのように生まれてくる子に影響を与えているのだろう。

 ある資料によると精子や卵子ができた時点で両親が体験された様々な情報は一部を除いてリセットされると書いてあります。しかし、小杉先生は情報は子々孫々に伝わるといっております。

 エピジェネティクスでは環境要因によって得られた情報はDNAという情報の上位の階層に書き込まれるだけではなく記憶されるといいます。その記憶が生れてくる子に影響されるのであろうか。

 ゲノムとは特定の生物が持つ、すべての情報(DNAの塩基配列情報)をいい、ヒトは父親由来のゲノムを1セット、母親由来のゲノムを1セット、合計2セット持っているといいます。一方、エピゲノムはDNAの塩基配列情報以外の情報をいい、エピジェネティクスはDNAの塩基配列の変化を伴わない細胞分裂後も継承される遺伝子発現を指すといいます。

 すなわち、通常の遺伝子発現(セントラル・ドクマ)とは違ったエピジェネティクス的遺伝子発現(DNAのメチル化・ヒストン修飾など化学修飾)が子々孫々に伝わるということになります。そう考えるとSATOメソッドがエピジェネティクスを通じて子々孫々に影響を与えているかも知れない。

 過去において複数の妊娠中の女性に遠隔気功を施術したことがありますが、生まれた赤ちゃんがすくすくと育っていると聞いています。当時は妊娠中の女性がリラックスした私生活やお産ができるように心を込めて送りました。エピジェネティクスの概念からいえば、SATOメソッドを受けた女性の「生き方」が赤ちゃんにも良い影響を与えたのではないかと思っています。

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