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2016/12/12

情動ストレスが生体に与える影響について

 SATOメソッドでは病気の原因は主に目の使い過ぎと人間関係と捉えています。パソコン,スマホ,テレビ,読書などによる目の使い過ぎによる脳疲労と様々な人間関係からくる不安,心配,緊張さらには拘り,執着,囚われが過度になると病気が発症しやすいと思っています。SATOメソッドではそれらを情動ストレスと呼んでいます。

 情動ストレスが生体に与える影響についてもう少し専門的にいいますと次のようになります。情動ストレスが大脳辺縁系を興奮させ、視床下部で多量のホルモンが放出され、自律神経系、内分泌系、免疫系に影響を及ぼすものと言われています。  

 具体的には、大脳辺縁系に情動ストレスが伝わったとき大脳辺縁系、特に扁桃体が興奮し、その情報が視床下部に伝えられます。視床下部からは、副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンが放出され、1つは脊髄を経て自律紳経系の交感神経を刺激します。そのとき、交感紳経の末端からノルアドレナリンが分泌され、交感紳経が支配する副腎髄質からはアドレナリンが放出されます。

 元来、両方の物質ともに敵に出会った緊急反応の際に放出されるもので、心臓の筋肉に直接作用し、血流を体に送るポンプの力となる収縮力を高めたり、心拍数を大きく上げ、体のシステムの総力をもって危険に立ち向かっていくものです。

 しかし、慢性的な不安や緊張、恐れや怒りといった情動反応は緊急行動への調節を離れ、体の恒常性をかき乱す結果 しか生まれません。結果、交感神経の機能が亢進し、血管を収縮させ、血圧を上昇させます。同時に内分泌系でも、副腎髄質が刺激された結果 アドレナリンの分泌が進んで、同じように血管を収縮、高血圧の状態に導きます。

 一方、ストレス刺激を感知した脳の視床下部→脳下垂体からは体へ向かって神経内分泌ホルモンを媒体とした情報が送られ、それが副腎皮質に作用してコルチゾールと呼ばれる物質を放出します。 コルチゾールは、強力な抗炎症・抗ショックの作用をもち、一時的には全身をさまざまなストレスから守る物質です。

 しかし、ストレスが長く続くと体の中でコルチゾールの量が多くなり、胃や腸の粘膜細胞が弱り、潰瘍が生じたり、細菌を殺す際に活躍する免疫細胞の力を弱めてしまいます。

 結果的にストレスが過度で慢性的なときは、アドレナリンやノルアドレナリンおよびコルチゾールの放出が長時間かつ過剰に起こり、高血圧、高血糖、消化管の潰瘍などが起き、さらには動脈硬化が進行し、やがては虚血性心疾患、脳血管障害、がんなどのさまざまな障害を生む可能性が高くなります。

 それではSATOメソッドに関連する科学的な実験データがあります。

 気功法の異なるレベルの高い気功師3名により遠隔送気を行い、約2~4km離れたそれぞれ2名ずつの受信者における静脈血中のコルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、βエンドルフインなどの変動を測定した。遠隔送気40分後において血漿コルチゾール及びノルアドレナリンが有意に減少し、アドレナリンも減少傾向を示した。これらのことから受信者はストレスが緩解し、リラックスし、交感紳経活動水準が低下していることが考えられる。遠隔送気時においても対面時と同様な変化が認められ、遠隔送気が受信者に何らかの影響を及ぼしていることが示唆された。(国際生命情報科学会の学会誌より) http:///www.satokiko.jp/?p=71 

 

 

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