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2016/08/08

著書「プルーフ・オブ・ヘヴン」を読んで

 最近「プルーフ・オブ・ヘヴン」という本を読みました。著者はエベン・アレグサンダー、ハーバード・メディカル・スクールの准教授で脳外科医です。

 私が興味を持ったのは、著者が臨死体験をされて「死後の世界は存在する」と言い切ったことです。

 本を読み進めていくと18世紀の偉大な科学者であり、霊能者であるエマニュエル・スウェーデンボルグの霊界日記を思い出します。スウェーデンボルグは不思議な神秘体験をして以来、生きながら霊界に出入りすることができたといいます。今風でいえば瞑想や体外離脱を指します。

 スウェーデンボルグとアレグザンダー医師との共通点は体外離脱した後、高次な意識体(天使または神)が霊界もしくは死後の世界を案内してくれたことです。私は、アレグザンダー医師は現代のスウェーデンボルグと思いました。

 いづれも光と闇の違った世界、私は階層世界と呼んでいますが、これらの違った世界を詳しく客観的に述べられていることです。

 次に私が大変興味を持ったことは、お二人とも科学者であることです。それも偉大なる科学者であることです。18世紀も21世紀の時代も科学を重視することに疑うすべもありません。その中でお二人はその時代に相応しい人物として選ばれたと思っています。

 本の内容についても具体的に科学用語を使いながら科学を超えた部分をわかりやすく説明していることです。特にアレグザンダー医師は科学と科学を超えた共通のキーワードは「意識」だといいます。

 私達は日常的に「意識」という言葉をよく使います。意識の意味を深く知らなくても自然に使います。意識とは、今のところ科学では説明されていません。しかし、意識の呼び方としては表現されています。

 たとえば、表面的には表面意識,顕在意識,肉体意識などといい、もう少し深い部分になると個人的無意識、潜在意識などといいます。さらに深くなると深層意識,集合的無意識,純粋意識,普遍意識,超意識,宇宙意識などといいます。

 アレグサンダー医師は「意識とは物理的な行程の単なる副産物であるどころか、この上なく現実のもの、すべての物理的な存在以上に現実そのものであって、さらにはおそらく、それらすべての土台をなすものが意識なのだ」と言っています。

 さらには体験を通じて気づいたことは、第一に「目に見えている部分だけをすべてと考えているとすれば、ほんとうの宇宙はそれに別べてはるかに広大である」と。第二に「人はみな一人残らず欠くことのできない一員として互いに分かちがたく絡みあい、より大きな宇宙につながっている。人類の故郷はこのより大きな宇宙であり、物質世界がすべてであると考えるのは狭苦しい戸棚に閉じこもって外には何もないと思い込んでいるのと同じである」と。第三に「精神は物質に勝る。ことの後楯として信じる心には重要な力がある」と述べられていることです。

 そして、次のように述べられていたことはSATOメソッドを通じて常に感じていることです。「もう一つの世界は物理的に遠い場所ではなく、周波数が異なるところに存在していることだ。いまこの場所にあるにもかかわらず、その世界が顕現する周波数帯に同期することができないために、われわれはそのことに気づかずにいる。慣れ親しんでいる次元空間の中で、感覚器官の制限を受けながら、量子から全宇宙までと知覚されるスペクトルを抱えて暮らしている。そのほかの次元においてもさまざまなことが進行しているのだが、われわれは別に存在する次元からも締め出されているのである」といいます。

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